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  S A C H I M I N E

Author:  S A C H I M I N E
世界の庭を見渡して考えたい―ほんとうにいい庭ってどんな庭?お客さまのよりよい暮らしに貢献する庭づくりをめざして、日本とイタリアの長~い歴史と深~い文化と豊か~な自然をインスピレーションの泉とします!。。。でも現実は暑さ寒さ虫と戦う植木屋の毎日でございます― (っ^-^)っ゙
ホームページはこちら:www.sachimine.com

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カイヅカイブキ 7m の透かし
御屋敷の門内の庭に鎮座する2本のカイヅカイブキ。高い方は樹高7m、枝張5m。低い方は高さ4m、枝張6m程。

これまで玉仕立てで刈込まれてきたこの2本、この度私の手に委ねてくださったので、この際、透かし剪定をすることにしました。

と、始めてみたのですが、や は り。。。 大変!!!

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これまでにやってきたどんな木づくりよりも 大変!!

根気、体力(なかんずく脚力。。。)、握力、眼力、すべて総動員して、2日かけてようやく写真のようなところまで進みました。
そしてまだまだ先は長い。

修行時代の初っ端、先輩が透かしたというカイヅカイブキがとてもきれいだったのを今でも鮮明に思い出します。「どうやってやるんだろう??」ってひたすら下から眺めていたのです。あのころが少し懐かしい。。。

「同じ木とは思えない! うれしくなりますね!」

と言って下さるお客様のうれしいおことばを木の上で聞きながら、ただひたすら、どの枝を外しどの枝を残すか、みてみてみて、まず鋸で落とす。そして鋏で整える。

大変だけれど、遣り甲斐と言ったらこの上ない。

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庭づくり・庭作業 | 17:19:24 | Trackback(0) | Comments(0)
くずし金閣寺垣の作成
ある御宅のガレージと玄関アプローチを仕切る垣として、くずし金閣寺垣を作成しました。


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何故 くずし かと言えば、本式の金閣寺垣はてっぺんの笠の部分に半割竹3本を用いた玉縁を設けるのですが、ここでは太めの○竹をあえて用いているからです。やはり本式の金閣寺垣にすると、このような日常生活の実用的な部分の意匠としては見た目が格調高くなりすぎるのではと思い、すこし馴染みやすいというか、とっつきやすい意匠にしてみたわけです。

全体的に低くて、しかもガレージから玄関へアクセスするための通路部分を余裕をもって確保するために、途切れ途切れの竹垣になってしまう。そこを一体として感じさせるような連続性も必要になる。でも、もともと竹垣のすばらしいところは、このシンプルな連続性を演出できるところですね。シンプルながら、いやシンプルであるからこそ、バランスとか細部の意匠がとても重要になってくるのですね。実に豊かな、奥深い表現が可能な工作ですね、竹垣って!

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庭づくり・庭作業 | 22:13:04 | Trackback(0) | Comments(0)
大きな石のある庭を
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最近施工いたしましたお庭です。お客様のご要望により、巨石を庭の主役にすることになりました。

さすがに巨石です。存在感はすばらしいもの。

8トン弱ほどある青黒い川石で、人間が腰かけられる程の大きさの水に穿れてできた面白い穴があり、稜線がはっきりしたかなり表情のある石です。正面(前面道路から見た面)と裏側(家の居間から見た面)では、全然表情が異なっています。それも魅力のひとつでした。正面は吉野川を連想させ、裏面はなんとなく葛城山を連想させるような、そんな面白さ、です。

巨石の風情に従って築山、野筋を作り、モミジ、アオダモ、ナツハゼ、アオハダ、ハクサンボクなど雑木類を植えました。

こちらが好きなように据えておきながら、一度据えてしまったら今度は石の方が私たちを従える!といった感じです。


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据付時

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家側から見たようす

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横方向から見たようす

建築設計 吉村理建築設計事務所
施工 株式会社 松彦建設工業
プロデュース 阪口製材所
竣工 2017年9月

このようなすばらしい建築に寄り添う機会を頂きました。ありがとうございました。
これから維持管理のほうも頑張りたいと思います!


庭づくり・庭作業 | 22:51:50 | Trackback(0) | Comments(0)
玄関前の木漏れ日
神戸の玄関前の庭(一昨年、昨年と続けて、玄関ポーチの左右両側を施工)、手入れに伺いました。

梅雨入りの直前の眩しい初夏の太陽がソヨゴとアオダモの高木を透かして庭に心地よい木漏れ日を作っていました。

お客様も喜んで頂いているようで、なによりです。「庭のおかげで家が家らしくなりました」。

家と寄り添う、何か心のこもったやさしいお庭がご提供できれば、ほんとうに光栄なことです。===== 励みます !

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庭づくり・庭作業 | 22:03:17 | Trackback(0) | Comments(0)
スウェーデンの坪庭
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今回もなかなか濃い体験でしたー。ヨーテボリの集合住宅の中の一軒、その坪庭に「日本の庭」を作る、という仕事です。

ヨーテボリ到着後すぐに Heinz さん(今回の現地スタッフ、ガーデナーさん)の車で彼の家のお隣さんの牧場へ。牧場に散在して邪魔になっていた石を、今回のプロジェクトのために重機で動かしてまとめてくれていたようでした。必要な石の量、それぞれの形と大きさ、頭の中にある原案の庭のどこにそれらを配置するか、どう組み合わせるか、などその場で即座に決めなければならず、これは大変なプレッシャーでした。

重機を運転するおっちゃんに「この石いいね!サイン」で合図。愛想よく笑って「OK!」の合図をくれるおっちゃん。
1時間半ほどの内に石選び終了。

翌日には現場に大型クレーン車が来てくれ、屋根越しに石を入れました。

枯流れの源流にあたる部分の大ぶりな石組は割とすんなりと決まる。そして橋石や橋添石の石組も割合スムーズに。しかし流れの下流や海岸にあたる部分の石組と五葉松の周りの土留めを兼ねた石組にしばし苦労。んん、石が足りない。。。

おっちゃんにまたお願いして、牧場から追加の石を選んで持ち帰りました。

石組終了、そして植栽。

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植えた木は: 
いつのことやら知りませんが日本から持ってこられ、オランダの植木の材料屋で保持され、今回のためにスウェーデンまでたどり着いたという五葉松。高さ1.5m。
スウェーデンでは年中野外で育てるのは難しいといわれるツバキ、しかしアトリウム(坪庭)という独特の環境で、しかもジャグジーの脇であるという条件などから、可能かもね!という思い切った決断で選んだ April Snow (四月の雪)という品種のツバキ、-20度の気温にまで耐えられる、と一応言われている品種のようです。
そしてアセビ、イヌツゲ、二種のセイヨウシャクナゲを植えました。
その他下草類: スゲ、ウラハグサ、スズメノヤリ、ヒリュウシダ、など。そして、近所の森から採取してきた苔。(日本の杉苔に似た苔の他、二・三種類ありました)。

庭を取り囲むようにしてキッチン、ダイニング、居間、各部屋などがあり、そのすべてから異なった景色の庭が眺められるという、まさに贅沢な坪庭空間です。一番大事なアングルは居間からのものと設定して作庭をしました。キッチンの掃き出し窓の外には手水鉢と筧を設置しました。

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寸松庵灯篭は日本から持ち込んだもの。これは枯山水の中では岬の灯台としての役を担ってもらいますが、日々ビジネスで世界中を駆け巡っておられるお施主様にとって、これは「家」のシンボル。海に浮かび帰港する舟形石はお施主様ご自身。灯台の傍で佇んでおられるのが「女房石」。などなど、物語も添えてー。


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「想像していた以上の美しい空間になった!」とのおコトバをお施主様から頂き、感無量です。この機会を下さったお施主様本人と、段取りを引き受け、また現場で毎日一緒に頑張ってくれた Heinz さんに感謝です。

庭づくり・庭作業 | 21:57:27 | Trackback(0) | Comments(0)
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