投稿日:2014-02-21 Fri
ここのところ何本か木を伐採する必要に迫られました。伐採をするときはやっぱり「ごめんね」という気になってしまいます。「この庭をよりよくするために、犠牲になってもらうね。その分ほかの木を大事にするからね。これまでこの庭のためにがんばってくれてありがとう。」と心の中で語りかけ、塩とお酒で清めます。そして般若心経を唱えながら、チェーンソーを始動。。。さてここからが た・わ・ご・と になってしまうのですが、今日はゴールドクレストを伐採・伐根するにあたって、さすがにこの洋者の木は日本酒では報われないだろう、などと考えてしまいまして、はて、どうしよう、としばし考えたあげく、ワインか?!と思いついたのです。近くのコンビニに行きました。棚をながめて、はてどんなワインで清めるべきか。。。安い300mlの赤ワイン発見。ちょっと安すぎるかなぁ、などと後ろめたく感じながら、ま、いっか。プティ・モンテリア・ルージュ!銘がゴールドクレストにぴったりやんか!
早速現場にもどりワインで清める。むむ!なんという臭い!酒臭い!なんだか日本酒で清めるときより酒臭いぞ!値段相応の臭いなのか、自分が徹夜で酔っぱらいになったような感覚。。シマッタ。
伐採は無事終わりましたが、なんとなくいつまでも土からアルコールの臭いが立ち上っているようで、変。これからはもうすこし考えよう。清めのはずが、穢し、なんてことにならないように。。
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投稿日:2014-02-01 Sat
2014年の抱負!と書こうとしてハッとしましたが、もう一か月たっているではありませんか!がーん。。。でも、今年は仕事のさらなる発展を願って、戦略的に考え、積極的に仕掛け、そして良案はすぐ行動にうつすことにします。
年明けそうそう、ローマに住むイタリア人の知人でお庭のことにすごく詳しく、また親日家でもある Silvana さんとメールのやりとりをしました。なにかまたイタリア語で本を出版したいのですけど(2007年に出版した『San Sen Sou Moku 山川草木』に続いて、ということ)、どんなテーマがうけますかね?と聞いたら、日本風テラスガーデンについて書いたらどうか、という提案でした。出版社は見つけてあげるからね!と。イタリアではテラスに植栽を置いてガーデンにしたり、特に夏はそこで食事をしたりというのは日常的。そこに日本風の庭を提案したら?ということです。なるほど!
ということで、イタリアでの書籍出版はまた新たな目標になりました。
今年は、庭を5つくらいは作りたい!小さくてもいいから、味のある庭。依頼主に心底喜んでもらえるような庭。去年、庭を作っているとき、これは面白い!と実感することが何回もありました。庭づくりはおもしろい。もっともっと作ってみたい。そのために、お客様を見つけなきゃ!!
営業。
去年はいろいろな町や村で、一軒一軒回って営業をしてみました。私は地元の人間ではないので地縁というものがありません。だからこれをすることは必須だと思っています。もちろん門前払いがほとんどです。でも、お庭のあるお家を訪ねて、運よくお家の人と話をすることができたら、それだけでもとても収穫があったと感じます。皆さんが庭についてどんなことに関心をもっておられたり、どんなことを心配されているか、わかるからです。そして、結果的には、運よく仕事に結びついたものがいくつかあります。まったく知らない突然ピンポーンをしてくる植木屋に「考えとくわ」とか「じゃ頼んでみるわ!」と言ってくださるお客様の心意気に感心し、同時に、感謝します。また、自分の人間としての第一印象をもっともっと磨かなきゃ、と思うと同時に、期待を裏切らない仕事を、期待以上の仕事を、と言い聞かせます。
これは今年も続けます。営業の質のグレードアップをめざしながら。
12分の1が終わってしまった2014年ですが、馬のように駆けるぞ!と意気込みます。どうぞよろしくお願いします。
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