FC2ブログ
 
■プロフィール

  S A C H I M I N E

Author:  S A C H I M I N E
世界の庭を見渡して考えたい―ほんとうにいい庭ってどんな庭?お客さまのよりよい暮らしに貢献する庭づくりをめざして、日本とイタリアの長~い歴史と深~い文化と豊か~な自然をインスピレーションの泉とします!。。。でも現実は暑さ寒さ虫と戦う植木屋の毎日でございます― (っ^-^)っ゙
ホームページはこちら:www.sachimine.com

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
謹賀新年、そして ロレンツォ来日!
あけましておめでとうございます!

今年もこのブログを読んでくださるすべての皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

今年も S A C H I M I N E は、植木屋として、またガーデンデザイナーとしてさらなる飛躍をめざし、日々研鑽し、和のこころをもって、お客様を大切に、ちょっとイタリアン~で 臨みたいと思います。

よろしくお願いいたします。

さて、新年早々、去年8月にこのブログで記事を書いたイタリア人の友人ロレンツォが吉野を訪れてきてくれました。ぺトラ、という彼女を連れて。。。

今回の来日は、合気道の多田先生の道場(東京)でのお稽古が第一の目的。そして京都や奈良を観光しつつ、私に会いにはるばる吉野まで足を運んでくれたのです!うれしい!

彼が代表をつとめる出版社 CasadeiLibri 社は主にヨーロッパから東を向いた文化圏(特に東ヨーロッパからバルカン半島、イスラム諸国、インド、日本)の文化、芸術、歴史についてすでにかなりの本を出版しています。今回も最近出版した日本の庭の苔についての本(著者はパリ在住のフランス人)と神道についての本(著者はローマ在住のイタリア人)の二冊をプレゼントしてくれました。

そういえば、日本人は往々にして、外国人には日本のことがなかなか解らないだろう。。。なんて思っているものですが、実は外国人は日本人が思っている以上に、日本のことを深く細かく研究しているようです。そして日本のことを知るときに、彼らは(特にヨーロッパの人たちは)ユーラシア大陸の諸文化を踏まえた上で日本のことを理解しようとしています。例えば、ロレンツォとぺトラを連れて金峯山寺の青の蔵王権現さま(残念ならが今は御開帳中ではありませんでした。。。)のモデルとなったと言われる如意輪寺の蔵王権現さまを拝見しにいったところ、「シヴァ神の影響を色濃く見るね!というか、まさにシヴァだね!」と即座に反応するのです。

ロレンツォこそ、私に、日本のことを理解するのに日本のことだけを知っていたのでは不十分であって、それでは日本について世界の人々と本当に有意義なお話はできないよ、と暗に教えてくれた張本人。

植木屋なんぞが考える必要のないことなのかもしれないけれど、日本の庭についても、やはり少し眼を広げて、世界の庭のなかの日本の庭、ぐらいに考えていろいろ思いめぐらしてみるのがいいと思われます。日本の古き伝統!なんて思っていることに、もしかしたら ― もしかしたら、ですけど ― 古代ローマの庭に通じるなにかがあったりして。。 あるいはそういうものをもしもっと豊かに感じ取ることができたなら、庭というものを題材に世界の人々と語り合うことも、世界の平和(意識の交流、なかんずく美意識の交流)のためのなにかしらの貢献になり得るのではないか、と。

新年、そういうちょっと大きなことを夢想してしまいました。これも我が友、ロレンツォのせい、いや、ロレンツォのおかげ。ありがとう!

lorenzo.jpg

追伸 
8月のブログで、彼が私に書いてきたフレーズ un mutuo e tacito riconoscimento del principio dell'unita' divina を、そのときは「崇高な調和(統一)というものの原理に関する交互の暗黙の認識」 などという訳の解らない訳をしていましたが、今回会ってそのことについて尋ねました。言い換えれば、Quando due ladri si incontrano, si riconoscono. 「二人の泥棒が出くわしたらお互いそれとわかる」ということだと。黙っていてもわかる、つまり、以心伝心。あるいは、和すること。これこそが、彼が合気道を通して求め続けているもの、なのでしょう。ロレンツォ!私のモットーも、「和のこころで」なんだよ!


スポンサーサイト
人。。 | 01:14:32 | Trackback(0) | Comments(0)

FC2Ad