投稿日:2018-05-15 Tue
御屋敷の門内の庭に鎮座する2本のカイヅカイブキ。高い方は樹高7m、枝張5m。低い方は高さ4m、枝張6m程。これまで玉仕立てで刈込まれてきたこの2本、この度私の手に委ねてくださったので、この際、透かし剪定をすることにしました。
と、始めてみたのですが、や は り。。。 大変!!!

これまでにやってきたどんな木づくりよりも 大変!!
根気、体力(なかんずく脚力。。。)、握力、眼力、すべて総動員して、2日かけてようやく写真のようなところまで進みました。
そしてまだまだ先は長い。
修行時代の初っ端、先輩が透かしたというカイヅカイブキがとてもきれいだったのを今でも鮮明に思い出します。「どうやってやるんだろう??」ってひたすら下から眺めていたのです。あのころが少し懐かしい。。。
「同じ木とは思えない! うれしくなりますね!」
と言って下さるお客様のうれしいおことばを木の上で聞きながら、ただひたすら、どの枝を外しどの枝を残すか、みてみてみて、まず鋸で落とす。そして鋏で整える。
大変だけれど、遣り甲斐と言ったらこの上ない。
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