投稿日:2018-07-13 Fri
新しい庭を一から作るのはもちろん楽しいことではありますが、同じくらい楽しいのは、古い庭をあーでもない、こーでもないと、作った人の意図や気概を感じ取って、自分なりにこの古い庭にあらたな息を吹き込もうと奮闘することです。よーく観察していると、その作った人の名前も顔も存じ上げないのに、なにか親近感をもってしまったりして。こういう感覚って、あらゆる芸術(芸事)に共通することなのでしょうか。とくにユーモラスな石が、庭のここだという位置に据えられていたりなどすると、その作庭者のことをいろいろ想像してしまいます。書は人なり。おなじように、庭も人なり。スポンサーサイト
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