投稿日:2005-12-15 Thu
我が家の下の階に住むアンジェラおばさんとセルジオおじさんは両方とも高等学校の先生だ。別々の高等学校でアンジェラさんは物理、セルジオさんは数学を教えている。このまえ彼らの家に立ち寄ったら、ちょっとした話から、セルジオさんが自分の学校の自由教科という時間に日本庭園について話してみないか、と誘ってくれた。承諾した。さて今いろいろ構想を練っているところだが、もし自分が十七、八歳のころに自分の片田舎の高校にイタリア人のランドスケープアーキテクトが来て、イタリア庭園のことについて話をするなんていう粋な機会がもしあったとしたら、自分はどんな気持ちでこの講義を聴いただろうか。。。などと、想像している。今、イタリアは日本文化に対する興味関心が上昇中。だから生徒達もきっといろんな興味を示してくれるだろう。日本庭園について話すのが一つ。もう一つは、ランドスケープアーキテクチュアという仕事についても話さなくてはならないだろう。この仕事の内実は日本ではようやく認知されつつあるようだが、イタリアではまだまだ。イタリア人の若い人たちと面白い交流ができたらいいと思っている。後日その結果を体験談として記すことにしよう。
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