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  S A C H I M I N E

Author:  S A C H I M I N E
世界の庭を見渡して考えたい―ほんとうにいい庭ってどんな庭?お客さまのよりよい暮らしに貢献する庭づくりをめざして、日本とイタリアの長~い歴史と深~い文化と豊か~な自然をインスピレーションの泉とします!。。。でも現実は暑さ寒さ虫と戦う植木屋の毎日でございます― (っ^-^)っ゙
ホームページはこちら:www.sachimine.com

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石の壁
kabe_1.jpg

石の壁に挑戦 --- 大変な仕事でした。

住宅の居間の外部空間、テラスに設けられた曲線を描く壁。外と内を仕切り、やさしくテラスを包み込むような壁。

「やさしく、しかもキリッと」というのが設計士さんからの注文。栃木県でアースワークという設計事務所を営まれる建築家の菊池氏の設計された住宅です。

ここのところ何回か使っている二上山の安山岩の栗石。これを使ってみてはいかがでしょうか?と提案したのは私でした。

思った以上に、いや予想したよりも何倍も何倍も大変なしんどい作業でした。途中でへこたれそうになりました。泣きそうになりました。身体が悲鳴をあげました。

しかし、一度やりますと言った以上はやり遂げなければならない。当然です。当然ですが、やはり折れそうになりました。

二上山の採石場の栗石の山からひとつひとつ使えそうな石を選び出す作業。どの部分にどう使うかを想定しながら選ぶ。そして、エッジの効いたシャープな石も必要なため、栗石だけでなく、採石場内の発破をかけて岩山が崩れているところにも寄り付き、そこからまたをひとつひとつ選び出す。。。「危ないからそんなに寄り付くな!」と採石場の係員さんに叱られながら。

持って帰った石はすべていったん水で洗い、狭い現場に所狭しと仮置きし、そこから実際にまた一つ一つ選びながら手元に運び、積んでいく。あいばを求めて金締めで石を叩き、必要に応じてサンダーで削る。

内側には曲線のRCの壁が用意されていました。そこに薄い石をタイルのように貼ったのなら楽だったかもしれない―。でもどうしても積みたい。RCの壁に沿って、あくまでも石積をする―。

「イサム・ノグチを超えてください」と菊池氏の注文メモには書いてありました。

ふざけんなー!!!

いや、しかし、イサム・ノグチか―。あの牟礼の美術館の石壁を思い出すだけで鳥肌が立ってくる。あー、(このあとのことばが出ない)

とにかく今の自分ができるだけのことをやってみようとやってみました。このような仕事の機会を与えてくださった諸氏に感謝です。

もっと上手くなれるようにがんばりたいです!石の仕事おもしろいですね!でも、しんどいですね!

多武峰をめざして吉野から桜井に抜ける道の傍には段々の田んぼがあって、その土留めに実に美しい石積がされていますが、あー、と溜息がでますこと。

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庭づくり・庭作業 | 21:56:02 | Trackback(0) | Comments(0)
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